ピンアサイン

「ピンアサイン」の用語解説

この用語のポイント
  • 電子部品の端子(ピン)配置のことだよ
  • どのピンがどの内部回路につながっているか分かるよ
  • 部品のデータシートで表になっているよ

一言でいうと

ピンアサインとは

電子部品の端子(ピン)がどの回路とつながっているか
をちょっとかっこよく言う言葉

のことです。

詳しい説明

プリント基板に実装する電子部品は、内部回路と基板をつなげられるように、端子が必ずついています。

この端子は抵抗やコンデンサなどであれば2つだけなので、使う側も「あーこの端子につなげばいいのね」とすぐわかります。

ただ、ICとかコネクターのような、端子をいくつも持っている部品では、使う側も「どの端子がどこの回路につながってるの?」となります。

そこで、部品のメーカーは使う人が困らないように、「この端子にはこの回路がつながってるからね~」という表をデータシートに書いて売っています。

このことを「ピン配置」というのですが、「assignment(割り当て)」という英語を拝借して「ピンアサイン」という言い方をしたりもします。

ちなみに、ICはだいたい左右(部品によっては上下も)対称なので、「どの向きがデータシートの向きなのかわからん!」ってなることが多いです。

その場合、丸ポチが付いている所が1番ピンになります。

この丸ポチ、意外と見にくくて見落としがちなので、手作業でICを使う場合は間違えないようにしてくださいね。

最後にまとめるよ

つまり「ピンアサイン」という名前を聞いたら、「ICとかの端子の配置のことを言ってるんだな~」と思っておいてください。

『ふんわり分かる電気辞典』の注意点

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