「FPGA」の用語解説
この用語のポイント
- ICの一種だよ
- 機能をプログラムで設定できるよ
- 少量生産の電気製品につかわれるよ
一言でまとめると
FPGAとは
プログラミングによって機能を変えられるICのこと
です。
詳しい説明
ICはあらゆるところで使われていますが、用途によって使われ方はまったく異なります。
たとえば、パソコンなどではあれもこれもできないとダメですが、家電ではお湯をわかす、温度を制御するといった一つの機能だけで十分です。
そのため、ICは機能や性能が異なる製品がたくさん作られています。
ここで、ICは新しいものを設計するのにけっこうなお金がかかります。
大量に使うのならいいのですが、ちょっとずつしか作らないとなると、わざわざICを作ってられないよ!となるわけです。
そんな人に向けて、機能をプログラミングで自由に変えられるようにしたのがFPGAです。
FPGAなら、わざわざ専用のICを作らなくても、プログラミングだけですぐ欲しい機能が作れます。
最後にまとめるよ
つまり「FPGA」という名前を聞いたら、「機能を後からいろいろ変えれるICなんだな~」と思っておいてください。