「リンギング」の用語解説
この用語のポイント
- 信号がうにょうにょ波打つ現象のことだよ
- 通信がうまくいかない原因になるよ
- 「リップル」「スイッチングノイズ」ともよばれるよ
一言でいうと
リンギングとは
電気信号がうにょうにょ波打ってしまう現象のこと
です。
詳しい説明
電子回路では、いろんな部品や製品どうしがつながって、たくさんの情報をやり取りしています。
部品や製品どうしは基板パターンやケーブルでつながっているのですが、いろんな要因によって波形が乱れることがよくあります。
そのなかでも、コンデンサーとか信号の反射とかによって、波形がうにょうにょ波打ってしまうことがよくあります。
この現象のことを「リンギング」とよびます。
リンギングが起きると、元の波形がぐちゃぐちゃになるので、通信が送れなくなったり、間違った情報が伝わったりしてしまいます。
ちなみに、リンギング以外にも「スイッチングノイズ」とか「リップル」とか色んな呼ばれかたをしていますが、だいたい同じ現象のことをいっています。
最後にまとめるよ
つまり「リンギング」という名前を聞いたら、「信号がノイズでうにょうにょ崩れちゃってるんだな~」と思っておいてください。